
私たちの皮膚は、肌を乾燥から守るために毛穴から皮脂が分泌されています。
オイリー肌の場合には、この皮脂分泌が他の人よりも少し多いために、肌の表面がギラギラしたり皮脂によってべた付いたりといった症状が起こってしまいます。
オイリー肌の特徴
オイリー肌は女性よりも男性に多いと言われていますが、近年ではインナードライ肌という新しいタイプの肌質が誕生し、見た目はオイリー肌なのに実は内側がカラカラに乾燥している乾燥肌ということもあります。
オイリー肌なのかインナードライ肌なのかを見極めたうえでオイリー肌用のスキンケアをするようにしてください。
オイリー肌か調べる方法



自分がオイリー肌かどうかを知るための簡単な方法があります。
それは、入浴後に化粧水などをつけずに10分程度肌を放置してみるという方法で、オイリー肌の場合には化粧水をつけなくても肌がつっぱることはなく、それどころか毛穴から皮脂が分泌されてきて、ちょうど良い感じに艶が出てきます。
毛穴が詰まりやすい
オイリー肌は、毛穴からたくさんの皮脂が分泌されているという状態なので、毛穴が詰まりやすいという特徴があります。
そのため、ニキビができやすかったり、肌表面にたくさんの皮脂があり、それが空気に触れて酸化することによって肌がくすみやすくなったりもします。
肌がオイリーだと気になりますから油とり紙などで油を除去する人がとても多いのですが、それでは肌質改善にはつながらないので、根本的な部分を解決するためには、肌に脂分ではなく水分を与えることによって皮脂分泌を抑えるスキンケアがおすすめです。



使用感がさっぱりタイプのものなら、オイリー肌でもスッキリ使いやすいのではないでしょうか。
オイリー肌の洗顔方法


オイリー肌の人は、毛穴が皮脂で詰まりやすいという特徴があるので、洗顔では毛穴の中の汚れや皮脂をスッキリ洗い落とせるスキンケアを心がけましょう。
ぬるま湯で洗う
洗顔方法ですが、オイリー肌だとどうしても熱めのお湯で洗ってさっぱりしたいところですが、実は熱いお湯で洗ってしまうと肌表面に必要な皮脂までも取り過ぎてしまい、肌はなくなってしまった不足分を補おうとしてさらに皮脂分泌が活発になってしまいます。
泡洗顔を心がける



オイリー肌にとっては泡洗顔はとても大切です。
洗顔剤を泡立てる際には、手で泡立てるのももちろんOKですが、時間をかけずにきめ細かい泡を作りたいなら、泡立てネットを活用しましょう。
泡立てネットは100円ショップなどでも購入できますし、ドラッグストアなどでもリーズナブルに購入することができるので、ぜひ活用してみてください。
きめ細かい泡をたてるためには、泡立てネットのメッシュ部分が細かいものを選んだほうが、細かい泡を作りやすくなります。
オイリー肌だからと言って、肌をゴシゴシこすって脂を少しでも落そうというのはNGな洗顔方法です。
肌と手のひらの間に泡という層を作り、手のひらで泡を転がすようなイメージで優しく洗顔してあげるだけで、毛穴に詰まっている皮脂や汚れはスッキリ洗い落とせますし、肌に負担をかけない洗顔ができます。
化粧水で肌に水分補給
洗顔後には、オイリー肌だと化粧水をすぐにつけなくても自然に皮脂が分泌されてくるので肌がつっぱるということは少ないものです。



シットリタイプはオイリー肌にとっては使用感が重たいことが多いので、さっぱりタイプの化粧水などを使って、念入りに保湿ケアをしてあげましょう。
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