O脚になると、両足が外側に向かってアーチを描くように湾曲するため、体の重心がとりづらくなります。
そうなると、歩いた時に体の重心が左右に振れやすくなり、そうした歩き方がさらにO脚を悪化させる原因にもなってしまうのです。
O脚をこれ以上悪化させないために

O脚は放置していると、自然治癒出来ないどころか、体の重心が負荷となってますます骨格のゆがみが悪化してしまう可能性もあります。
人間は毎日の生活の中で「歩く」と言う動作をすることがとても多いですし、中には歩く時間が長い人もいます。
歩き方を見直して、O脚にならないような歩き方を心がけることができれば、普段の生活の中でもO脚の予防ができますし、現在のO脚をこれ以上ひどくせずに少しずつ改善することも可能です。
O脚矯正の効果がある歩き方のポイントをいくつかご紹介しましょう。
ポイントは重心のブレ
歩くときには、まず顎をしっかり引いて、上から頭をつられているような感じで背筋をピンと張って立ちましょう。
その状態で重心は常に体の中心に来るように心がけながら、できるだけ真っすぐ歩くのです。
歩く際には、頭の中で足をクロスさせながら歩くような、いわゆるモデル歩きをイメージしてみるのも効果的です。
右足を前に出す時には、気持ち左側に寄せて出し、足の内側に力が入るような感じで真っすぐ足を伸ばします。
そして、左足を前に出す時には、気持ち右側に足を寄せてスッと出し、足の内側に力を入れて膝が曲がらないように意識してみてください。
最初は歩きづらいと感じる場合でも、慣れるとその歩き方が自然にできるようになります。
ベタベタ歩きはNG
O脚の人の中には、体の重心をうまく維持できないために歩くときに靴底がペタペタと音を出したり、逆に飛び跳ねるような歩き方になってしまう人もいます。
こうした歩き方をしている人は、できるだけ意識しながら、スッと颯爽と歩けるように練習するのも良いでしょう。



歩き方だけでなく、立ち方や座り方も合わせて見直すと、より短期間でO脚を効率的に矯正できます。
歩き方を見直してO脚を改善しよう


O脚の人は骨盤が開いているために、体の重心が少しずれていることが多いものです。
まっすぐ立った時に体の重心がわずかでもずれていると、筋肉や骨格などの不自然な部分に負荷がかかり、ゆがみやずれがますます進行してしまうこともありますし、自然に歩いているだけでも気が付かないうちにO脚が進行していることもあります。
O脚の人の歩き方の特徴
特にO脚の場合には、歩行する時には体の重心がうまく取れないことが多く、歩くときに体が左右に揺れているような感じになってしまう人が多いものです。
自分自身で歩いている時に、体が揺れているとか重心がずれていると気づく人はほとんどいません。
しかし、普段よく履く靴の裏をチェックすることで、体のどこに重心がかかりやすくなっているのかを知ることができます。
靴の裏を見て身体の重心を調べる
靴底を見て、外側が良く減っているような場合には、気づかないうちにO脚になってきていることが考えられます。
ウォーキングの姿勢を見直す
O脚の人はウォーキングの姿勢を見直すことによって、O脚がさらに進行してしまうのを防ぐことができますし、少しずつ足の彎曲を改善することも可能です。
- 歩く時には太ももの内側に力を入れるようにして、足を内側に湾曲するような気持ちで歩くようにしましょう。
- そして姿勢ですが、前に出す脚は真っすぐ正面に出して、かかとから地面に着地するように心がけます。
- また、後ろ足は親指の付け根ぐらいで地面を蹴るようにすると、正しい姿勢で歩きやすくなります。
O脚の場合には、土踏まずぐらいの所で地面を蹴っていることが多いので、前に出す脚と後ろ側の足の両方を意識することで、O脚になりにくい歩き方ができます。



足のつま先は外側を向いてしまわないようにして、真っすぐ正面に向けるように意識することも大切です。
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