
O脚の原因は、骨盤の開きによって足の骨が湾曲してしまうことです。
そのため、O脚の人のほとんどは、骨盤が開いているために体の重心がゆがんでいたり、立っている時にも重心が正しい位置に維持できないことが多いものです。
O脚を改善できる立ち方
まずは立ち方をしっかり見直す
O脚は放置していると、自然治癒出来ないどころか、体の重心が負荷となってますます骨格のゆがみが悪化してしまう可能性もあります。
できるだけ短期間に歪んだ足の骨を元の正常な状態へと戻したい場合には、まずは立ち方をしっかり見直して、重心が正しい位置にくるように心がけましょう。
現在の立ち方をチェックする方法
O脚を改善できる立ち方を知るためには、まず壁に背中をつけてまっすぐに立ってみてください。
O脚がひどい人は、お尻は壁にくっつくけれど、背中と頭が壁につかなかったり、背中と頭を壁につけると、何となく違和感を覚える人が少なくありません。
正常な立ち方とは
自分の姿勢を自分でチェックすることは難しいので、まずは壁に背中をつけて立つ練習から始めてみてください。
ここで注意するのは、壁についているお尻をキュッと引き締めるようにイメージすることです。
つま先を内側に少し向けてハの字を作る
また、両足は真っすぐ正面でも良いのですが、つま先を内側に少し向けてハの字を作るのも良い立ち方です。
この立ち方は、慣れるまでは違和感があったり、体がまっすぐになっていないような錯覚に陥ることがありますが、慣れるうちに自然と楽に立ち続けていられるようになります。
慣れるまでは一日何回でも練習するようにしてください。
一回当たりの練習は、大体3分間ぐらいを目安にして、体に正常な姿勢を記憶させるように心がけると良いでしょう。



また、骨盤を前に出すようなイメージで立つようにすることも、O脚改善効果が期待できる立ち方です。
座り方を工夫するとO脚が改善する


疲れた時にホッと一息つきたくて椅子に座ったりソファに座る人は少なくありませんし、自宅なら床に座る人もいると思います。
座り方とO脚の関係
座り方を見直してO脚を矯正するためには、座るときにはできるだけ床ではなく、椅子に座るようにしたほうが良いのです。
床に座る場合には、正座やマーメイド座りではなく、足は真っすぐそろえて前に伸ばすようにして座るようにしてください。
このような姿勢は座り慣れていない人にとっては、足をまっすぐに伸ばすことがキツくなる場合もあります。
背中が丸くなって姿勢が悪くなってしまうときには、座椅子などを使うようにしてできるだけ背中が丸くならないように、まっすぐな状態を保つ工夫してみてください。
O脚を矯正する椅子の座り方
椅子に座る場合にも、O脚を改善できるような座り方をしましょう。



椅子に座ればO脚にならないというわけではありませんし、椅子に座るだけでO脚が改善できるというわけでもありません。
浅く座ると楽だと感じる場合でも、浅く座ることによって体の重心がずれてしまうので、O脚矯正効果はなくなってしまいます。
また椅子に座るときには足を組んだりクロスさせずに、まっすぐ両足をそろえておろし、足のつま先は正面を向くように意識してください。
続けることで癖を解消する
慣れないとこの姿勢を維持するだけでもかなりつらいのですが、できるだけ長くこの姿勢を維持できるように気を付けることで、少しずつO脚改善効果が期待できます。
もしも長時間その姿勢を維持できない場合には、足を軽く開いて座ってもOKですが、その場合には左右どちらかに重心が偏ってしまわないように、左右対称に足を開いてリラックスするようにしてください。
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