大人ニキビで悩む人にとって嗜好品がどう影響しているのか気になるところです。

ニキビに良くないのでお酒もたばこ、チョコレートもダメなのでしょうか。
お酒は適量ならOK
まずお酒ですが、大人ニキビで悩んでいる人はお酒を飲んではいけないのかというと、そうではありません。
適量をたしなむ程度なら何ら問題ありません。
お酒にはある程度の健康効果があるとされていますので、ニキビがあるからといって禁酒するほどではありません。
ストレス発散のために、仲間でお酒を飲みに行くこともあると思います。
お酒を飲むことでストレスが発散されるのであれば、大人ニキビのためには良いことです。
適量とは、瓶ビールなら中瓶1本、生ビールなら中ジョッキ1杯、ワインならグラス2杯、日本酒は1合くらいです。
特に赤ワインはポリフェノールが美肌効果をもたらしますのでお酒の中ではおすすめかもしれません。



ただし、ひどい炎症を起こしたニキビが多発しているような時は、お酒も控えた方が良いです。
たばこはすぐにでも止める
次にたばこですが、たばこを吸う人に美肌の人はいないと言われるほどで、特に大人ニキビで悩んでいるならたばこはすぐにでも止めてください。
たばこは血行を悪くしますし、肌に良いとされるビタミンも破壊します。
たばこは百害あって一利なしと言われていますから、肌のためには吸わない方が良いのです。
最近は禁煙外来も増えていますので、そういったところも利用して禁煙することをおすすめします。
肌だけでなく、自身の健康のためにもたばこは止めた方が良いのです。
チョコレートやナッツはニキビの敵?


チョコレートやナッツ類は、とてもおいしいものです。
チョコレートは毎日食べる、という人も多いのではないでしょうか。
また、ナッツ類も、おつまみなどで出されていたらついつい食べ過ぎてしまいますね。
皮脂が多く分泌される?
このチョコレートやナッツ、ニキビに良くないと言われていましたが本当でしょうか。
チョコレートやナッツは、脂質がとても多い食品です。
ですから脂質をたくさん摂ると皮脂が多く分泌され、それが毛穴に詰まってニキビになると考えられていたのです。
チョコレートとニキビの関連性は無し
しかし最近、ある大学などでチョコレートをたくさん食べたらニキビができるか、という実験をしたそうです。
しかしながら、脂質を多く含むものであるのは間違いないので、チョコレートやナッツ類をたくさん食べた後にニキビができたという人がいたら、そういう体質なのだと意識し、あまり食べ過ぎないようにしましょう。
バランスの取れた食事が重要
ニキビができにくい肌にするには、肌のターンオーバーを正常にすること、肌のバリア機能を正常にすることなどがあります。
肌のためにはビタミンやミネラルを摂らなければいけません。
これらの栄養素を摂らずに、チョコレートやナッツばかり食べているとニキビができてしまうのは当然と言えます。
また、チョコレートやナッツは便秘の原因にもなりやすいです。
便秘は大人ニキビの原因の一つでもありますから、バランスの取れた食事をするように心がけましょう。
ニキビと刺激物の関係


大人ニキビは、いろんな原因が重なってできる複雑なものです。
食べ物などの影響もかなりあって、大人ニキビで悩んでいる人は、刺激物はあまり摂らない方が良いと言われています。
気にしすぎも良くない
しかし個人差もあることなので、あれもダメ、これもダメ、とするとかえってストレスが溜まり、ニキビに良くありません。
あまり気にする必要はないのかもしれませんが、大人ニキビができている間は、なるべく刺激になる飲食物は避けた方が良いのかもしれません。
カフェイン
刺激物というと香辛料をたくさん使った料理のみではなく、コーヒーや紅茶、ココアなどカフェインを含む飲み物も刺激物となります。
1杯も飲んではダメというわけではなく、飲み過ぎるのはいけないということです。
また、ノンカフェインの飲み物もありますので、ニキビができている間はそういったものを飲むようにしましょう。
ハーブティーや麦茶ならカフェインを含みませんのでいくら飲んでも大丈夫です。
最近はノンカフェインのコーヒーもあります。



カフェインは、ニキビに良いとされるビタミンCの吸収を妨げると言われていますので、ニキビを早く治したいなら、少し我慢する方が良いですね。
辛いもの
また、トウガラシなどの刺激が強い食べ物もニキビに良くないと聞きますが、香辛料が直接ニキビに関係するのかというのは不明です。
辛いものが好きな人はいくら食べてもニキビができることはないようですし、香辛料の摂りすぎがニキビの原因とは言えないようです。
何を食べるにしても、食べ過ぎはいけないということです。



トウガラシは冷えやダイエットに効果があるなどの情報を聞くとたくさん食べてしまいがちですが、お肌のためにはほどほどにした方が良いですね。
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